

ペンネーム 木莉




はじめまして!木莉恵子と申します。
この木莉(きり)はペンネームで、30代初めころ、大阪文学学校に入学した時に友達がつけてくれたものです。木や草が大好きなので木と茉莉花(まつりか)の莉にちなんだ名前です。
このペンネームを使い、宝塚の同人誌で30年以上エッセイや短文を書いてきました。宝塚のミニコミ誌『ウイズたからづか』にも同人たちと一緒に書き続けて来たのですが、去年の秋に同人の会をやめてしまいました。
それで、長年親しんだペンネームを使うこともなくなったら、声楽を教えてもらっている長谷川先生に、ブログを書かないかとお誘いを受けました。
本が大好きで、木や草花が大好きで、いつも音楽に憧れている、気持は9歳くらいのお婆さんなんですが、また、時々、木莉恵子のペンネームを使って気ままなエッセイを書いてみたいと思っています。(^O^)/



【58】美しい5月に
~フラワーヴァレンタインコンサート🎵
2025.5. 29
先週、5月24日土曜日、冷たい雨の降る日だった。
フラワーヴァレンタインコンサートは、いつもは2月にあるのだが、ベガホールの改修工事のために、今年は5月に開かれた。
何と、もう11回目を迎えたのである!
最近の気候はとても変だ!
暑いくらいの日もあったのに、5月だというのに、その日の寒さは身に応えていた。
しかし、それも、懐かしい空間に身を置くうちに身も心もふんわりと暖まってきた。
ピアノとソプラノとテノール、トロンボーンとクラリネットとダンス
7人のメンバーは、ほっこりと暖かな世界をつくりあげていた。


ベガホールは、ほっこりした暖かなレンガ色の空間なので、優しい音がお似合いである。
ソプラノもテノールもトロンボーンもクラリネットも柔らかな音で、コンテンポラリーダンス(と言うのだと思う)も、なんと調和していたことか。
舞台の袖での朗読も、映画か舞台を見ているようで、身体ごと遠い世界に遊びに行くことができた。
クラシックが基調なのだが、ジャズも映画もミュージカルもポップスも自由自在!
ファリアの「火祭りの踊り」には、思わず興奮して「ぎゃあ!」と叫んでしまった。
世界中を居ながらにして、時間も飛び超えて大旅行した気分だった。
盛りだくさんで夢いっぱいの舞台の贈り物を貰った!!
美しい5月。
私は5月生まれなので、「今年は何と素敵な誕生日プレゼントをゲットしたのか!」と大感激である!!