

ペンネーム 木莉




はじめまして!木莉恵子と申します。
この木莉(きり)はペンネームで、30代初めころ、大阪文学学校に入学した時に友達がつけてくれたものです。木や草が大好きなので木と茉莉花(まつりか)の莉にちなんだ名前です。
このペンネームを使い、宝塚の同人誌で30年以上エッセイや短文を書いてきました。宝塚のミニコミ誌『ウイズたからづか』にも同人たちと一緒に書き続けて来たのですが、去年の秋に同人の会をやめてしまいました。
それで、長年親しんだペンネームを使うこともなくなったら、声楽を教えてもらっている長谷川先生に、ブログを書かないかとお誘いを受けました。
本が大好きで、木や草花が大好きで、いつも音楽に憧れている、気持は9歳くらいのお婆さんなんですが、また、時々、木莉恵子のペンネームを使って気ままなエッセイを書いてみたいと思っています。(^O^)/



【59】長谷川眞弓の小さなコンサートvol 5
2025.8. 8

8月3日 日曜日の午後3時。
灼熱の真昼に、コンサートは始まった。
ソプラノとコントラバスとピアノのちょっと珍しく、心和むひとときだった。
浜辺の歌から始まって、ひらがなの生き方と続き‥‥
次にスカルラッティが2曲。
1曲目がコントラバスとソプラノだけの演奏だった。
『貴女が私の死の栄光を』などというちょっと怖いような題名の曲で、はじめて、聴く曲である。
歌の意味はよく分からなかったのだけれど、きりりとした良い曲だなあと思った。そして、コントラバスの柔らかな低音と清らかでキラキラしたプラノの何と妙なる調和だったこと!
次の明るい光に満ち溢れた『陽はすでにガンジス川から』と聴き比べて、状況はかなり違うのに、両方とも何とも輝きのある素敵な曲なんだろうと感じた。
コントラバスが出演するとなると、知らない初めての作曲者や曲に出会うことができて、新鮮だった!
クラシックでコントラバスの独奏なんて、そうたびたび聞かないので、こんな音だったのかとしみじみ思った。


酷暑に呆然とする毎日なのだが、こんなピュアなコンサートを
聴くことができて嬉しかった。
私も随分と年寄りになって、この夏を越えていくことができるのだろうかと、時々不安になってしまうのだが、うふふ!これで、この夏も、どうにか乗り越えられそうと思った。
素敵な音楽は魂に勇気をあたえてくれる! (^^)/
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【58】美しい5月に
~フラワーヴァレンタインコンサート🎵
2025.5. 29
先週、5月24日土曜日、冷たい雨の降る日だった。
フラワーヴァレンタインコンサートは、いつもは2月にあるのだが、ベガホールの改修工事のために、今年は5月に開かれた。
何と、もう11回目を迎えたのである!
最近の気候はとても変だ!
暑いくらいの日もあったのに、5月だというのに、その日の寒さは身に応えていた。
しかし、それも、懐かしい空間に身を置くうちに身も心もふんわりと暖まってきた。
ピアノとソプラノとテノール、トロンボーンとクラリネットとダンス
7人のメンバーは、ほっこりと暖かな世界をつくりあげていた。


ベガホールは、ほっこりした暖かなレンガ色の空間なので、優しい音がお似合いである。
ソプラノもテノールもトロンボーンもクラリネットも柔らかな音で、コンテンポラリーダンス(と言うのだと思う)も、なんと調和していたことか。
舞台の袖での朗読も、映画か舞台を見ているようで、身体ごと遠い世界に遊びに行くことができた。
クラシックが基調なのだが、ジャズも映画もミュージカルもポップスも自由自在!
ファリアの「火祭りの踊り」には、思わず興奮して「ぎゃあ!」と叫んでしまった。
世界中を居ながらにして、時間も飛び超えて大旅行した気分だった。
盛りだくさんで夢いっぱいの舞台の贈り物を貰った!!
美しい5月。
私は5月生まれなので、「今年は何と素敵な誕生日プレゼントをゲットしたのか!」と大感激である!!
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多分あなたは編してください。